Shipbuilding by the flow
流れで見る船づくり
IMAZOにはどのような仕事があるのか、
船づくりの流れを追いながら、ご紹介します。
生産設計
船体や配管などの設計を行う
品質・コスト・納品までの時間といった観点から最適な生産設計を行い、現場で必要となる情報を提供します。
- 船殻生産設計
- 船体構造を製作するための各種船体データ(工作図、部材データ、材料発注データ、切断データなど)を作成。
- 艤装情報・配管設計
- 配管設計では、機器と機器が線でつながれた系統図から、実際の配管配置を考え、その取り付け図や製作図を作成。
- この分野で
活躍する社員
加工
鋼材の加工を行う
100人に及ぶ協力会社の職人さんと共に、図面データをもとに、鋼材の切断・曲げなどの加工を行います。
- 鋼材の切断加工
- 大きいもので厚さ10cm・長さ5mにおよぶ鋼材を1mmの精度で切断。2万℃に達する電気の力を用いた切断機です。
- 焼き曲げ加工
- 鋼材から切り出した部材を、バーナーの炎で焼きながら水をかけ、設計に即した形状に自在に曲げていく職人技。
- この分野で
活躍する社員
組立
加工パーツを組み合わせる
加工されたパーツを組み合わせ、溶接してブロックにします。ブロックの重量は300〜400トン以上にもなります。
- 大型溶接機器のオペレーション
- 大規模な溶接作業を短時間で行える「大型溶接機器」のオペレーター業務。
- 溶接ロボットのメンテナンス
- ブロックのサブ材を溶接する溶接ロボットのオペレーションだけでなく、メンテナンスも重要な仕事です。
船装
装備品を取り付ける
貨物室用のハッチカバーや荷役用のクレーン、船を係船する装置など、船の装備品を取り付けて調整します。
- 艤装品の取り付け
- 機関室を除く船全体に設置されるさまざまな装置を船体に取り付けます。
- 装置の運転調整
- 船全体に取り付けたパイプに流体・気体を通します。また、取り付けた装置を実際に動かして調整・検査を行います。
機電装
受け渡し前の総仕上げを行う
エンジンの設置と調整を行い、公試運転を実施。その後、船の受け渡しとなります。
- 装置の運転調整
- 機関室に取り付けたパイプに流体・気体を通し、取り付けた装置を実際に動かして調整・検査。
- 配線のチェック
- 船に張り巡らされた電線が正確につながれているかチェックし、動力機器や通信装置が正常に動くか確認・検査。
- この分野で
活躍する社員
塗装
船体を美しく塗り上げる
組み立て、外業、最後の仕上げといった各工程で塗装を行います。塗りムラを防ぐ細かいチェックも重要です。
- 塗装検査
- 鉄板と塗料が正常に密着する状態かを確認する下地処理検査や、美観や塗り忘れを確認する完成検査を実施。
- 機器の管理
- 塗装工場にあるさまざまな機器のメンテナンスや、機器トラブルが発生したときの対応を行っています。