造船が創る、豊かな未来。
今治造船グループは、1901年の創業以来、
「船主と共に伸びる」の基本理念のもと、
人々の暮らしを支える海上輸送・海上物流に必要な船舶を建造してまいりました。
国連が提唱する持続可能な
開発目標(SDGs)の達成に向け、
船造りを通じて社会課題の解決、
社会貢献活動に積極的に取り組み、
持続可能な社会の実現を目指していきます。
未来の暮らしを
支える船造り
当社は海上輸送量の増加と更なる船舶の安全性向上、船員の負荷低減を目的に、AIやIOTを活用しながら、船舶の自動化、自律化に向けた開発を進めて参ります。また建造面においても、ロボット等による将来技術を取り入れた船造りや、より環境にやさしいものづくりに日々挑戦して参ります。
◆主な取り組み
- 特許取得(Nsafe-HULL/耐食鋼板/FGSSのダクトなど)
- ロボット導入による省人化,品質の安定化
当社は最適なサプライチェーンを形成し、資機材や船体ブロック等の輸送時の効率化を図ることで船舶や車両のCO2排出量削減に努め、また製造過程の面においても鋼材スクラップや塗料使用量などの削減、さらに動力である電気・ガス使用量の削減に努めています。
◆主な取り組み
- 製造中の無駄の削減とCO2削減(鋼材/ガス/溶材/塗料/電力)
画像を見る - 最適なサプライチェーンを形成し、舶用機器メーカー及びグループ間での輸送を効率化し、輸送船舶や車両によるCO2削減
当社は将来技術の開発・挑戦を実践する人材を育成すべく、造船業・舶用工業各社が一体となって新人教育・訓練を行っている造船技術センターへの参加や、自己成長意欲のある従業員の資格取得補助を行う自己成長支援制度の導入など、造船技術者の育成に努めています。
◆主な取り組み
- 今治地域造船技術センターへの参加
画像を見る - 自己成長支援制度
当社は国内での製造に拘り、特に瀬戸内に立地している地理的優位性を生かし、造船業・海運業・舶用業・金融業による海事クラスターと連携しながら、生産性向上と国内雇用維持に努めています。また、関連企業との協業を通じ、相乗効果を創出しています。
◆主な取り組み
- 国内での製造に拘り、生産性向上と海事クラスターとの連携による国内雇用維持に努めている
- 各社との協業NSY・中国塗料等のパートナー
- 多様なステークホルダーとの価値協創
(マルチステークホルダー方針)
社員に愛される
職場
当社は性別・国籍・年齢などに関わりなく、多種多様な人材が活躍できる職場を目指し、外国人研修生・女性総合職の雇用促進などダイバーシティの推進を行っています。特に、女性総合職の活躍の場は、事務職だけではなく、工作現場や設計部門など年々広がっています。
◆主な取り組み
- 外国人研修生の受入
- 女性総合職の雇用促進
従業員へ職場環境に関するアンケートを実施し、社員一人一人の生の声に耳を傾けています。その声に基づいた改善取り組みを実施することにより、社員が永続的に、より一層意欲をもってイキイキと働き続けられる職場環境作りに取り組んでいます。
◆主な取り組み
- 従業員意識調査に基づく、働きやすい会社への改善取組
社内にコンプライアンス委員会を設置し、様々なハラスメントに対応する事で安心して働ける職場環境作りに取り組んでいます。また、全社員へ定期的にハラスメント研修を実施し、ハラスメントを抑制防止する風土環境作りにも積極的に取り組んでいます。
◆主な取り組み
- ハラスメント等防止対策の環境整備,コンプライアンス推進
工場近隣で開催される地域のお祭りを初めとする催し物への積極的な参加、社員とご家族向けの運動会や大規模な工場見学会を開催することにより、地域住民や社員のご家族への日頃の恩返しをするとともに、社員同士、また社員とご家族同士の交流を深める機会を提供しています。
◆主な取り組み
- 地元祭りへの参加、運動会・ファミリーフェスタの開催
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人の和と
生きていく
当社は日本の造船業を次の世代へ繋ぐため、学生への情報発信や、高等学校・大学と連携して寄付講座の開設・奨学金制度による学生への支援、インターンシップの受け入れなどを通して、次世代の若者が造船業に興味を持つきっかけとなる活動を積極的に行っています。
◆主な取り組み
- 若い世代(学生)への情報発信
- 学生への教育機会の提供(寄附講座/奨学金)
- インターンシップの受入れ(学生/リクルート/国内外取引先)
当社では、資源問題に目を向け、従来紙運用をしていた設計図面をはじめとする社内資料のデジタル化を実施し、ペーパーレス化を推進しています。
また愛媛県・香川県に在する工場にソーラーパネルを設置し、環境負荷が少ない低燃費の船舶の開発だけではなく、環境に配慮したクリーンな工場を目指しています。
◆主な取り組み
- ペーパーレス化/コピー用紙利用削減に向けた取り組み
- 太陽光発電の取り組み
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当社の事業内容への理解を深めてもらうため、2年に1回開催されるバリシップでは最新の事業内容の展示や普段は入ることのできない工場を開放し地域の皆様に楽しんで貰えるようなイベントを行っています。また、生徒達に地場産業である造船について知ってもらうため、地元学校の工場見学を積極的に受け入れています。その他地元で開催されるお祭りやイベントに協賛を行ったり、工場がある地域への感謝や海事産業発展の気持ち込めて街や教育機関、神社などに様々な形で寄付を行っています。
当社はボート部やオレンジブロッサム(女子バスケットボール)、FC今治などのスポーツ振興を通して活力ある街づくりを目指しております。
また、2023年に完成したFC今治の今治里山スタジアム建設にも参画し、人々が心の拠り所として365日集う場所、世代を超えて愛され、街のシンボルとなる複合型サッカースタジアムの建設にも取り組みました。