今治造船株式会社（社長：檜垣 幸人、本社：愛媛県今治市、以下「今治造船」）は、ゼロエミッション船等の国内生産体制を世界に先駆けて構築し、市場導入促進によるCO2の排出削減を進めるとともに産業競争力強化・経済成長を図ることを目的とした、国土交通省・環境省の「ゼロエミッション船等の建造促進事業」に採択されました。
今回採択された投資計画の構想は、ゼロエミッション船等の建造能力を高める野心的な取り組みとして、ゼロエミッション船等の艤装用プラットホームや燃料タンク生産設備を2028年度中に整備するもので、投資額は約185億円となる見込みです。
今治造船は、本事業を通じて、ゼロエミッション船等の建造体制や燃料タンク生産体制を整備し、数多くのゼロエミッション船等を世界に送り出すことで、IMO（国際海事機関）が掲げる「2050年に国際海運からのGHG排出量を実質ゼロ」の目標実現に向けて取り組んでいくとともに、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
＜ご参考＞
2024年1月9日発表 国土交通省「ゼロエミッション船等の建造促進事業の採択」
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji05_hh_000286.html
2024年1月9日発表 環境省「令和６年度 ゼロエミッション船等の建造促進事業公募の採択結果について」
https://www.env.go.jp/press/press_04198.html
一般財団法人日本船舶技術研究協会「ゼロエミッション船等の建造促進事業」ウェブサイト
https://pczes.jstra.jp/