6月24日(土)~25日(日)、埼玉県・戸田ボートコースにて「第73回全日本社会人選手権大会」が開催され、当社ボート部の男子ダブルスカル(越智(寛)・木村)が準優勝、男子クォドルプルが3位、男子シングルスカル(御手洗)が14位、(越智(竣))が15位、女子ダブルスカル(西・大松)が7位、また、混成クルーで挑んだ女子クォドルプルが
5位という結果になりました。
本大会は全国の社会人・実業団のみで競われる大会で、出場クルーこそ少ないものの、毎年ハイレベルなレースを展開しています。また、複数種目へのエントリーや
他団体との混成クルーでのエントリーが可能とのことで、全日本選手権とは違った見どころのある大会です。
全員が2000mレースを1日2本というハードスケジュールの中で、「優勝」という目標を達成するため、入念な作戦を練りレースに挑みました。うまく決勝に進出したクルー、強豪チームが数多く出場しており、予選から熱戦を繰り広げ、惜しくも順位決定戦になったクルーもありましたが、一つでも上位をとるため、予選レースでの反省を行い、栄養補給やストレッチをするなど2本目の決勝・順位決定戦に向け身体の調整に努めていました。その決勝・順位決定戦のレースでは、自分たちの持ち味である、安定した力強い漕ぎを発揮し、スタートで出られるも1000m~1500mで相手をとらえ、タイム差が1秒未満の激戦を繰り広げました。惜しくも優勝を逃し、
最高成績が準優勝になりましたが、選手たちは今回の大会から自分たちの課題を見出し、さらなる飛躍のため今後の活動・取り組みについて話し合う姿が見られました。
本大会は猛暑の中異例のスケジュールで開催されましたが、社員の皆様をはじめとするファンの方々に多数ご来場頂きました。遠方から来てくださった方々、2日間連続で来て下さった方々、毎度応援して下さる方々に加えて初めて足を運んで下さった方々にも、当社ボート部は沢山のパワーを頂きました。戸田ボートコースの特色である、間近で見るレースの臨場感を存分に味わって頂けたのではないかと思います。レースの様子は当社ボート部が運営する各種SNS上でも発信され、日本各地のファンと大会の緊張感や感動を共有することができました。また、本大会では、当社の雇用の場の一つである豊明ファームからお野菜を頂戴し、選手たちが自炊生活を行って試合に臨みました。中日本レガッタに引き続いて、ファームに従事する方々とのお野菜を通じた交流を実現することができました。
次戦は7月16日に国体四国地区予選会がホームの玉川湖ボートコースで行われます。第88回鹿児島国民体育大会ボート競技の切符がかかった大会になります。引き続き応援よろしくお願いします。