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船舶の衝突安全性向上に関する特許で公益社団法人発明協会より「地方発明表彰特許庁長官賞」を共同受賞

当社社長檜垣幸人は、船舶の衝突安全性向上に関する特許で、公益社団法人発明協会より、「地方発明表彰 特許庁長官賞」を共同で受賞しました。

今回の受賞は、今治造船株式会社、日本製鉄株式会社、海上技術安全研究所の3社が共同で考案し取得した特許「高延性厚鋼板による船舶の衝突安全性向上(特許第5893231号)」に対して、その発明者が表彰されたものです。

<地方発明表彰 特許庁長官賞>
(1) 対象となる特許:高延性厚鋼板による船舶の衝突安全性向上(特許第5893231号)
(2) 受賞者 :
檜垣 幸人  今治造船株式會社 代表取締役社長
市川 和利  日本製鉄株式会社 鉄鋼研究所 厚板・形鋼・鋼管研究部 主幹研究員
白幡 浩幸  日本製鉄株式会社 鉄鋼研究所 厚板・形鋼・鋼管研究部 主幹研究員
山田 安平  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海難事故解析センター センター長
戸澤 秀   国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 特別研究員
稲見 彰則  発明時 新日鉄住金株式会社(現 日本製鉄株式会社)退職

以上6名

高延性厚鋼板(日本製鉄株式会社開発NSafe®-Hull)は2014年当社大型ばら積み運搬船に初採用し(https://www.imazo.co.jp/news/140805/)、現在シリーズ建造を行っている超大型原油タンカー(VLCC)にも採用しています。

当社は、今後も環境に優しく、経済性に優れ、より安全な船型の開発に取組むとともに、荷主殿及び船主殿に満足頂けるよう最高の品質、性能を目指した船舶の建造に邁進して参ります。

共同受賞者ホームページ

日本製鉄株式会社 
https://www.nipponsteel.com/product/plate/list/02.html

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news201023.html