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世界最大級20,000TEU型コンテナ運搬船 西条工場で竣工

当社西条工場で建造していた世界最大級の20,000TEU型コンテナ運搬船「MOL TRUTH」が10月31日竣工し、同工場から出航しました。国内造船所で建造された同船型の第1船で、株式会社商船三井殿の運航の下、アジア・欧州航路で運航されます。

当社は、20,000TEU型コンテナ運搬船を商船三井殿の2隻、台湾のエバーグリーン社の11隻、計13隻を受注。現在、丸亀工場で商船三井殿向け第2船が、来年1月の竣工に向け、建造を進めております。

「MOL TRUTH」は全長約400m、幅58.5m。20フィート換算のコンテナ2万個を積載可能です。環境負荷を考慮し、安全運航に向けた最新機器を搭載、推進性能を向上する高効率プロペラや船体形状の工夫と付加物を採用することにより、当社実績に比べ、大幅な省エネ化を実現致しました。

竣工に先立ち、10月24日に開いた共同記者会見で、檜垣幸人代表取締役社長は
「丸亀・西条・広島を併せた最新鋭の大型設備をフルに生かし、大型船を複数隻短納期で建造できる能力を有しました。今後とも『船主とともに伸びる』の基本理念のもと、グループ一丸となり、皆様に満足いただける 高性能、高品質の船開発・建造してまいります」と述べました。

社員らの見送りを受けて出航する2万TEU型コンテナ船「MOL TRUTH」
社員らの見送りを受けて出航する2万TEU型コンテナ船「MOL TRUTH」
「MOL TRUTH」全景
「MOL TRUTH」全景