6月9日、当社西条工場にて、株式会社商船三井殿が運航する日本最大、そして、世界最大級の船型となる20,000TEU型クラスのコンテナ船が進水いたしました。
本船の積載コンテナ数は20,000TEUを超え、全長400m、幅58.5m、深さ32.9mの大きさを誇り、推進性能を高める省エネ装置や特殊舵を搭載、水面下には海水との摩擦抵抗を低減する最新塗料を採用する等、様々な省エネ技術が採用され環境負荷の低減がなされています。
2015年3月に広島工場にて国内建造最大船型となる14,000TEU型コンテナ船の1番船を竣工させてから、現在まで計7隻の14,000TEU型コンテナ船の建造実績を積み重ね、この度、世界最大級20,000TEU型クラスのコンテナ船の1番船を進水させる事ができました。
私達、今治造船はこれからも、拡大し続ける世界の海上輸送と安全な航海に貢献できるよう丁寧な船造りに邁進して参ります。