〈造船所を見て 触れて 体感しよう!!〉をテーマにした「第7回IS西条工場ファミリーフェスタ2014」が11月2日、西条工場で開かれました。当日は明け方から雨が降り出し、開場時間の8時を過ぎても雨が降り続いておりましたが、みんなの祈りが届いたのか8時30分頃には徐々に止み始め、フェスタ目玉の大型ばら積貨物船の乗船体験は1時間遅れでのスタートになりました。9時のイベント開始に合わせ、社員や協力会社従業員の家族、地域の皆さんらが続々と詰め掛け、2年ぶりの開催ということもあり、前回を1,000人も上回る9,000人を超える方が来場し、広い工場は大勢の人で賑わいました。
北岸で艤装中の20万6千トン型ばら積貨物船の乗船体験では、今まででのフェスタの中で最も多い1,300人を超える方が参加され、キャプテンルームやサロンなど普段見ることの出来ない部屋を見学しその豪華さに驚いた様子でした。また本船ブリッジから一望できる瀬戸内海の風景と、300m近い本船のスケールに一同が大きな歓声を上げていました。
場内に設けられた各コーナーでは高所作業車乗車体験と、この日の為にわざわざ東ひうち事業部から移送した居住区を使っての支綱切断模擬体験などがあり、ステージ上ではテレビで大人気の「烈車戦隊トッキュウジャーショー」や、今治のダンススタジオ「スタジオフリーダム」他計4つのユニットによるダンスショーが行われ、こどもに大人気の「ようかい体操」も披露され、ステージ上を大いに盛り上げました。
場内西側の「お子様広場」ではラジコンボートが人気で、その横に設置したバリィさんのふわふわドームにもたくさんの子供達が集まりました。また、今治造船のマスコットキャラクター「いまぞう君」もフェスタに駆け付け、多くのこどもたちと記念のショットに収まっていました。屋台村では地元で取れた青海苔を使った「ていずいロール」が配られ、前回に続き社員、協力会社スタッフによる手作りのポップコーンも大好評でした。
お昼には、ステージ上で主催者を代表し大森工場長が来場者へ感謝の挨拶をした後、西条市長 青野勝様に来賓代表の祝辞を頂きました。その後、大人から子供まで楽しみにしていた恒例の大抽選会があり、数字が発表されるたびにステージ周辺では歓声やため息に包まれていました。
この日は終日曇りがちで時折小雨が降ることもありましたが、準備に尽力してきたスタッフの思いが通じたのか、イベントには影響なく、全てのプログラムが無事終了し、スタッフ一同ほっと胸をなでおろしました。