当社は9月8日、今治造船陸上部発足記者発表を香川県丸亀市役所で開き、黒川節弘・代表取締役副社長や陸上部のアドバイザーに就任された帖佐寛章・日本陸上競技連盟顧問が、発足までの経緯を説明、陸上部の滝田剛監督が今後の抱負などを述べました。香川県は今年1月の都道府県対抗女子駅伝で大差の最下位となり、同県出身の帖佐顧問や香川陸上協会などから当社に女子長距離選手の育成への協力要請があり、「丸亀事業本部がお世話になっている地元の丸亀市や香川県のお役に立てるのであれば」と、陸上部の創部を決めました。本格的な活動は来年4月からの予定で、選手一人が近く入部し、滝田監督の指導のもと、来年1月の都道府県対抗女子駅伝への出場を目指します。
記者会見で滝田監督は「丸亀に活動拠点を置き、来年4月から選手2人の少数精鋭でスタート。将来的には地元出身の若手を中心に6人程度に増やし、全国で結果を残して地元の皆さんに夢を与えられるような選手を育てたい。中高生への指導やランニング愛好者を対象にしたジョギング教室の開催、小学校での巡回教室などを通じて地域貢献にも取り組みたい」と話しました。
滝田監督はすでに選手の勧誘活動や練習コースの選定などを始めています。 滝田監督は千葉県習志野市出身の50歳。順天堂大学や株式会社リクルートで選手として1500mを中心に活躍。積水化学女子陸上部や佐倉アスリートクラブなどで、小出義雄監督のもと、有森裕子さんや高橋尚子さん、千葉真子さんらを指導。その後、北海道農業組合連合会(ホクレン)女子陸上部のコーチや監督を務めました。