7月5日(土)~6日(日)に宮城県登米市「アイエス総合ボートランド・長沼ボート場」で開催された「第64回全日本社会人選手権大会」(競漕距離2,000m)に当社ボート部は3年ぶりに出場、男子ダブルスカル(井出・別府)で優勝、女子シングルスカル(杉原)が準優勝を飾りました。
本大会は全国の社会人・実業団のみで競われる大会で、「全日本」の名を冠する他の2大会(全日本軽量級選手権・全日本選手権)と違い、出場クルー数こそ少ないものの、社会人実業団チームが、毎年、ハイレベルなレースを展開しています。
今大会に当社ボート部は男子ダブルスカル種目(2人乗り)に井出健二選手と別府晃至選手のペアで挑みましたが、二人の息がピタリと一致、他の強豪チームの追い上げをかわして、1秒差という大接戦を制し、今治造船ボート部創設以来10年目にして「全日本」の大会で初タイトルを獲得する快挙を達成しました。
また、井出、別府両選手はシングルスカルにも出場し、それぞれ7位、5位と健闘しました。 一方、女子シングルスカルに出場した杉原参智選手は2年のブランクを全く感じさせることなく順調に勝ち上がり、決勝戦では最後まで強豪チームとデッドヒートを繰り広げましたが、僅か2秒差で惜敗するも、見事準優勝に輝きました。
大会後、井出主将は「9月に開催される国内最高位の全日本選手権に向けこれからも日々の練習を積み重ね、更にステップアップして臨みたい。応援をして下さっている方々に明るい話題を届けられるように頑張ります。今大会で目にした、40才・50才・60才以上の年齢別の種目に出場している他のボート仲間の姿を通じて、私たちもまだまだやれる事があるのではないか」と、気持ちを新たにしていました。