本格的なボートシーズンを迎え、当社ボート部は 「第67回朝日レガッタ」(5月3日~6日・大津市・滋賀県立琵琶湖漕艇場・競漕距離1,000m)に出場し 男子シングルスカルの部で井出健二選手が準優勝、別府晃至選手が3位を獲得しました。 「第67回朝日レガッタ」は、29都府県から21種目に計515クルー・1,428名が出場する、大規模な大会となりました。
当社ボート部は日頃の練習成果を発揮するべく、全員がシングルスカルで臨みました。 予選当日は天候に恵まれ、コンディションも良好でした。両選手はオフシーズン中の練習成果を発揮して思い通りのレースを展開し、準決勝、決勝へと進出。決勝戦では波風の立つ悪コンディションの中、5大会連続オリンピック出場の武田大作選手(愛媛・ダイキ)を含む6艇でのレースとなり、両選手は武田選手を追って白熱したレースを展開しました。
その結果、武田選手には及びませんでしたが、 井出選手は4月に開催された「中日本レガッタ」(4月18日~20日・愛知県東郷町・愛知池漕艇場)でシングルスカルで5位入賞した結果に満足せず、試合時の課題を克服するため練習に集中し、今大会での準優勝に繋げました。また、別府選手はオフシーズン中の全日本代表選考合宿などで得た成果を活かし3位入賞を果たしました。
男子シングルスカルの表彰式では愛媛県3選手が表彰台を独占し『ボート王国愛媛』を堅守しました。 また、新入部員の杉原参智選手も2年間のブランクを乗り越えて女子シングルスカルで決勝戦に進出し、5位に入賞しました。
井出主将は「まだまだ実力不足だが、今大会は全員が決勝戦に駒を進めることが出来た。この勢いを今後の大会へ繋げたい。 また、今治造船ボート部創部以来の活動が認められ、2月に『スポーツ振興企業功労賞』、4月に『えひめスポーツメセナ賞』を受賞することが出来た。今後も、、地域社会への貢献活動と共に、3年後に迫った2017年愛媛国体では、今治市の玉川湖でボート競技が開催される予定の為、ホームグラウンドの地の利を活かし天皇杯を獲得できる様、今から照準を合わせて日々の練習に励んで行きたい。」と話ました。