10月20日(日)にしまなみ海道の美しい瀬戸内とそこに浮かぶ島々が織りなす絶景を味わいながらサイクリングを楽しめる『サイクリングしまなみ2013』が今治市で開催されました。
この大会は愛媛県中村時広知事が「しまなみ海道をサイクリストの聖地にしよう!」と以前から活動を始めており、来年開催される「瀬戸内しまのわ2014」のプレ大会として、日本で初めて高速道路を車両通行止めにして、参加者が時間を競わずサイクリングを楽しむ大会で、しまなみ海道の今治インターから来島海峡大橋を渡り大島北インターまで上下線とも午前7時から10時まで開放して実施されました。今回は長距離サイクリング大会としては国内最大級となる3,000人を対象とし、エントリー受付から約1週間で定員となるほどの大人気でした。
大会前日の19日にはスタート会場で受付など行われた他、今治国際ホテルでは歓迎レセプションが開催され、サイクリングの愛好者でも有名な日本サイクリング協会会長で、自転車活用推進議員連盟の会長も務める谷垣禎一法務大臣をはじめ中村時広愛媛県知事、管良二今治市長、広島県からは湯崎知事など100名余りの大会関係者が集まり大会の成功を祈りました。
弊社の檜垣会長も地元の協賛企業とともに出席しました。
大会当日は生憎の秋雨が降る肌寒い天候でしたが、それでも全国各地から、またインドネシアや台湾など海外も含め老若男女2,560人のサイクリストが集まり、今治新都市を発着点に110キロの大三島コース/60キロの伯方島コース/40キロの大島コースに分かれてそれぞれのペースでサイクリングを楽しみました。
この大会には社員約15名も出場し、車で通るいつも見慣れている景色とはまた違ったしまなみ海道の風景を堪能しました。またこの大会のもうひとつの特徴である給水サポートを行うエイドステーションには住民やボランティアによる、かまぼこ・みかん・饅頭・ジュースなどの名産品が無料で提供され、中には蛇口をひねるとミカンジュースが出てくるコーナーもありサイクリングだけではなく、愛媛今治ならではの『おもてなし』に参加者は大感激、地元とのふれあいを楽しんでいました。
ゴール会場では無事完走した選手達に今治名物『焼豚玉子飯』『大三島ソースオムそば』『サザエ飯』などの地元B級グルメも振る舞われ、選手たちは天候には恵まれなかったものの大変満足した様子で、笑顔で会場を後にしていました。
来年10月26日(日)には愛媛と広島両県で開催する博覧会「瀬戸内しまのわ2014」のメインイベントとして今回を大幅に上回る1万人規模のサイクリング国際大会が予定されています。