今治造船ボート部の藤川浩史主将ら5人が1月7日、今治市のNPO法人「今治しまなみスポーツクラブ」で地元小学生38人を対象にしたボート教室を開きました。
同スポーツクラブが「目指せ!!トップアスリート」と銘打ったスポーツ教室を企画。冬休み中の小学生に参加を呼びかけ、当社ボート部のほか、今治市内の企業やクラブに在籍しているトライアスロンやサッカー、バスケットボールなど全国で活躍している各競技の選手たちと交流しながら指導を受けたり、競技の魅力などの話を聞いたりしていました。
今回は、真冬に開催するスポーツ教室とあって安全面を考慮し、水上で実際に競技用のボートに乗ってもらうことはできませんでしたが、部員たちは、陸上でボート競技を疑似体験できる「エルゴメーター」5台を使い、ボート競技について分かりやすく説明した後、小学生と部員が8人1組に分かれて2,500メートルの距離を体力に応じて交代しながら漕ぎ、それぞれのチームが速さを競うリレーなどを行い、心地良い汗を流しました。
藤川主将は「今回のスポーツ教室には、1年生から6年生までの幅広い年齢の子どもたちが参加していたので、『スポーツを楽しむ!!』のテーマで、ボート競技を少しでも理解してもらえるように努めました。この教室を通して、将来、ボート競技に興味を持つ子どもが一人でも多く出てくれることを願っています。次の機会にはぜひ、水上で競技用のボートに乗ってほしい」と話していました。
教室終了後、子どもたちはボート部員のサインを求めてノートや色紙を持って集まり、大盛況のうちにボート教室は終了しました。参加した小学生からは「エルゴメーターを漕ぐのは楽しかった」「練習用の器具でリレーができてうれしかった」など多くの感想を寄せてくれました。