四国で初めての開催となった第94回日本陸上選手権大会(兼アジア大会代表選考競技会=2010年11月、中国・広州)が6月4日~6日、香川県丸亀市の県立丸亀競技場であり、多くのトップアスリートが30度近い暑さの中で、それぞれの力を発揮。詰めかけた小中学生や陸上ファン、市民らの大きな声援を受けていました。
当社の中野真実選手は16人がエントリーした女子棒高跳びに出場。丸亀事業本部からも多くの社員が応援に駆け付けました。中野選手は4mから試技を始め、この高さを3回目でクリアすると、続く4m10も成功。スタンドから地元の人たちの大きな歓声が起き、優勝とアジア大会初出場への期待が広がりました。
残念ながら4m25は惜しくも失敗。我孫子智美、近藤高代両選手(ともに滋賀)に次ぐ3位で優勝は逃しましたが、厳しい暑さの中で応援を続けた社員らは「決して万全とはいえない体調にもかかわらず、勇気を与えてくれる跳躍を見せてくれました」と話し、にこやかな表情を見せて表彰台で3位のメダルを受ける中野選手に大きな拍手を送っていました。
中野選手は「応援ありがとうございました。記録無しになりかけた4mを跳べたのは会場のみなさんがくれた力でした。地元開催のプレッシャーはなく、優勝をイメージしていたのに何か足りませんでした。結果についてしっかり振り返り、先を見て行きたい」と話していました。
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