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当社ボート部がシーズン序盤好調 朝日レガッタで女子準優勝、男子3位

本格的なシーズンを迎え、今治造船ボート部は好調なスタートを切りました。ボート競技序盤戦の前半となる「第55回中日本レガッタ」(4月23日~25日、愛知県東郷町・愛知池漕艇場)は男女ともに5位入賞。続く「第63回朝日レガッタ」(5月1日~4日、大津市・滋賀県立琵琶湖漕艇場)は女子がダブルスカル(2人漕ぎ)で見事に準優勝、男子も3位と上位入賞を果たしました。

琵琶湖を舞台に開かれた「第63回朝日レガッタ」は総勢1050クルーが出場する大規模な大会となりましたが、わが今治造船ボート部は雰囲気にのまれることなく、自然体でレースを進めました。その結果、女子ダブルスカルが準優勝。男子舵付フォア(4人漕ぎ)が3位入賞という好成績を収めました。

女子ダブルスカルに出場した阿部絵美選手はレース前、「ここは優勝を狙います」と気合いを入れると、男子舵付きフォアの藤川浩史主将も「スタートから500mまでが勝負。ここで横一線に並んでいれば勝負をかけられる」とクルー全員に檄を飛ばし、レースに臨みました。決勝は両レースとも混戦で進み、応援の人たちも大興奮。男女ともに“優勝”の期待を抱かせましたが、あと一歩及びませんでした。しかし、阿部選手と現王園ネネ選手がつかみ取った2位は、当社ボート部で初めて団体戦のメダルとなりました。

レース後、今治本社に戻ったボート部員から結果報告を受けた檜垣幸人社長は満面に笑みを浮かべ、男女それぞれの健闘をたたえました。

4月末の中日本レガッタでは、男子舵付フォア、女子ダブルスカルともに5位に入賞。同大会には、トヨタ自動車やデンソー、中部電力などの強豪が出場しており、それらのチームと対等のレースを繰り広げた当社ボート部に力漕が光りました。

ボート部にとって前半戦最後の試合は、5月21日(金)から埼玉県戸田市の戸田ボートコースで開かれる「Japan Cup第32回全日本軽量級選手権」です。今回も男子4人漕ぎ、女子2人漕ぎで参戦します。部員たちは「この調子で上げ潮に乗って勝ち抜きたい」と意欲を見せていますので、応援をよろしくお願いします。

今治造船ボート部ブログ(http://imazo-rowingteam.blog.so-net.ne.jp/

5位入賞を収めた中日本レガッタ男子舵付フォアの決勝
5位入賞を収めた中日本レガッタ男子舵付フォアの決勝
女子ダブルスカル決勝に臨み離岸する阿部・現王園選手
女子ダブルスカル決勝に臨み離岸する阿部・現王園選手
朝日レガッタ3位と好成績を収めた男子舵付フォアの選手たち
朝日レガッタ3位と好成績を収めた男子舵付フォアの選手たち