《船のプロフェッショナル、再び西へ》をキャッチフレーズにした「バリシップ2011」が来年5月19日から3日間、愛媛県今治市のテクスポート今治で開かれます。地元密着と市民参加型の併催イベントを含めて、延べ4万5000人が訪れた昨年の「バリシップ2009」を上回る海事展にしょうと、主催者のクリストファー・イブUBMジャパン株式会社社長や特別後援する今治市の菅良二市長、今治市海事都市交流委員会会長の檜垣幸人・当社社長が4月23日、「SEA JAPAN2010」会場の東京ビッグサイトで記者発表を行いました。
会見には、新聞やテレビなどの記者やカメラマンが出席。最初にイブ社長が「日本で№1の海事都市・今治でのイベントは関係業界全体の関心を集めると確信していたので、昨年のバリシップを成功させる自信がありました。すでに海外でもバリシップは注目を集めており、前回以上に、より国際的でにぎやかなイベントにしていきたい」とあいさつ。菅市長は「昨年の成功を大きな糧として、海事都市交流委員会のみなさんを中心とした地元産業界の熱い思いを結集して、おもてなしの気持ちで多くの方々をお待ちしたい」と来場を呼びかけました。
檜垣社長は「今治は海運業や造船業、舶用工業が集積する日本一のまち。バリシップ2011は今治の力を発信していく絶好の機会であり、今治らしさを出した海事展になるよう地元の総力を挙げて準備を進め、様々なイベントを通じて、次代を担う子どもたちに海事産業の素晴らしさを伝えたい」と来年のバリシップに向けた思いを込めました。
UBMジャパンの担当者は「申し込みの締め切りは5月末ですが、新規出展を検討している企業の動向次第では、早い段階で申し込みが締め切りとなることも考えられます。来年も今治のまちを『バリシップ』一色に染め、地元の企業・自治体・住民の協力で成功に結び付けたい」と話し、海事関係業界や今治全体の盛り上がりに期待をかけています。
4月21~23日に開かれた「SEA JAPAN2010」の会場には、今治市や今治市海事都市交流委員会などが「日本最大の海事都市・今治」のPRと「バリシップ2011」をアピールするブースを開設。今治の海事産業集積度や昨年のバリシップを紹介するパネルを掲示し、今治から駆け付けた瀬戸内しまなみ大使の西村美和子さん(20)や当社社員、今治市海事都市推進課職員らが、パンフレットやDVDを配り、今治の魅力やバリシップ2011について説明。檜垣社長は21日から会場を訪れ、記者発表前日の22日には、ブースで地元テレビ局のインタビューに答えていました。