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6月に丸亀で日本陸上選手権 女子棒高跳びに当社の中野選手が出場

「第94回日本陸上競技選手権大会」が、6月4日から3日間、香川県立丸亀競技場(丸亀市)にて開かれます。四国で初めて開催される大会を盛り上げようと、県や市などが県庁ロビーに大型ポスターを掲示する広報ボードを設置。本番まで50日となった4月15日、女子棒高跳びの元日本記録保持者で当社所属の中野真実さんはじめ、地元の有力選手など関係者約30人が参加して除幕式を行いました。

式典では、高木孝征副知事や県教委、丸亀市、香川陸上競技協会の関係者、中野さんや男子400mハードルの河北尚広選手(石丸製麺)、女子ハンマー投げの綾真澄選手(丸善工業)の7人が除幕すると、丸亀での日本選手権大会をPRするポスターや地元選手が躍動する写真パネルが掲示された広報ボードが姿を現しました。

引き続いて、県の高木副知事や香川陸協の都村忠弘会長らが「大会まで残り50日。県民のみなさんと四国初の日本選手権を盛り上げていきたい」とあいさつ。地元選手一人ひとりが決意表明を行い、中野さんは「いよいよ大会が近づいたと気合が入ってきました。集中力を高めて本番を迎えたい」と静かな口調ながらしっかりと決意を述べ、参加した人たちから大きな拍手を受けていました。

中野さんの自己ベストは元日本記録の4m31cm。日本選手権大会で3回の優勝経験を持つ実力者です。4年前の大会は優勝をしながら、けがでアジア大会の出場を逃がしているだけに、第16回アジア競技大会(11月、中国・広州)の選考会を兼ねた今大会へ賭ける思いは強く、除幕式の後、テレビのインタビューに「地元の大会なので最高のパフォーマンスを見せて優勝し、アジア大会への切符を手に入れたい」と意欲を見せていました。

間近に迫った大会に備えて、丸亀競技場や母校の観音寺一高で最後の調整に励む中野さん。今後、織田記念国際陸上(4月29日・広島)や香川県選手権(5月1日・丸亀)、関西実業団(5月16日・同)などの大会を経て本番に臨みます。女子棒高跳び決勝は6月4日午後3時開始の予定です。みなさんも、芝生の緑が鮮やかな丸亀競技場のフィールドで躍動する中野さんに、大きな声援を送ってみませんか。

大会に向けて調整に励む中野さんの近況は、自身執筆のブログにも掲載されています。ぜひともご覧ください。

中野選手ら参加者が広報ボードを除幕
中野選手ら参加者が広報ボードを除幕
香川のスポーツイベントを盛り上げるキャラクター「オリピー」とならぶ中野選手
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