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大きく羽ばたけ!ドックマンの卵たち

4月12日(月)、四国運輸局江國次長、今治市菅市長他関係者多数のご臨席のもと、第6回今治地域造船技術センターの開講式が盛大に開催されました。

今年は、当社を含む今治地域の造船関連企業に新規入社した高校卒社員を中心に、昨年より38名少ない93名の応募があり、受講生は6月末までの3ヶ月間、初級研修のカリキュラムに挑みます。

今治地域造船技術センターは、いわば「造船の学校」であり、受講生は期間中、図面の見方や溶接の基礎など造船に関する基本的な技術・知識の習得、及び高所作業車運転技能講習、NK溶接試験といった技能資格の取得を目指します。

開講式では、今治地域造船技術センターの会長を務める当社の檜垣副社長から受講生へ「日本は海洋国家であり、輸出入の多くを担うのは海運です。この先、皆さんの造った船が、あるいは部品が、日本国の生命線を担う物流のカナメとなります。みなさんが自ら学ぶことへの前向きな姿勢を保ち、より多くの技術を身に付け、日本の造船業の明日を担う技術者として成長されますことを期待致しております。」とエールが送られました。

続いて、会員企業の技術者などで構成される36名の講師の紹介があり、受講生を代表して、当社の渡辺涼さんが、「造船業は今治地域の基幹産業であり、これまで諸先輩方が受け継いでこられた「船造りの技」は世界に誇ることができるものであります。私たちは、そうした技術を受け継ぎ、さらに磨き上げることが使命であるということを自覚し、日本の造船業の明日を担う人材となれるよう努力して参ります。」と決意が述べられました。

造船技術者の卵である皆さんの、今後の成長が大いに期待されるところです。

盛大に催された開講式の模様
盛大に催された開講式の模様
造船技術センターの受講生達
造船技術センターの受講生達
受講生代表として決意を述べる渡辺涼さん
受講生代表として決意を述べる渡辺涼さん