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今治造船グループ初のLNG船命名式を挙行しました。

去る11月30日(金)今治造船グループの幸陽船渠(広島県三原市)において、当社グループでは初めての建造となるLNG船(液化天然ガス運搬船)の命名式が挙行されました。

当日は爽やかな秋晴れに恵まれ、三井物産㈱ 槍田松瑩代表取締役社長様ご夫妻、川崎汽船㈱ 前川弘幸代表取締役社長様ご夫妻、シェニエール社 会長顧問カリム・ソーキ様ご夫妻、㈱みずほ銀行 杉山清次代表取締役頭取様ご夫妻、並びに㈱損害保険ジャパン 佐藤正敏代表取締役社長様ご夫妻をはじめ、多くの方々にご参集を賜りました。

ご参集の皆様が見守る中、今治造船グループ代表 檜垣俊幸会長より本船を“TRINITY ARROW”と命名致しました。続いて傭船者であるシェニエール社・オペレーションマネージャーのジェーン・テイト様、三井物産 槍田社長夫人の真理子様、川崎汽船 前川社長夫人の美江様、みずほ銀行 杉山頭取夫人の早苗様、今治造船グループ代表 檜垣会長夫人のアキ子様5名により、当社グループでは初の見事な5人同時の支綱切断が行われました。式典の後、本船のラウンジ、荷役制御室、ブリッジ、機関室等の船内をご見学頂きました。

祝賀会では、三井物産 槍田社長様、川崎汽船 前川社長様によるご挨拶、今治造船 檜垣社長による挨拶、シェニエール社 会長顧問カリム・ソーキ様、並びにみずほ銀行 杉山頭取様よりご祝辞を賜りました。引続き鏡開きを行って頂き、損害保険ジャパン 佐藤社長様による乾杯ご発声によって祝宴に移り、皆様和やかにご歓談されました。

本船は国内で建造されたメンブレンタンク方式LNG船としては最大級の154,900m3の積載能力を誇っています。本船が採用したタンク方式は、フランスのGTT(ガス・トランスポート&テクニガス社)のメンブレン・マークⅢのライセンスを取得したものです。本船は2004年8月に契約、その後詳細設計を展開、建造に着手し、来春の竣工、引渡しを控え、この度命名式を行ったものであります。なお、その後同型船型で3隻の成約があり、本船を含めLNGのシリーズ船として3隻が建造される予定です。

公試運転中の LNG運搬船 ”TRINITY ARROW”
公試運転中の LNG運搬船 ”TRINITY ARROW”
5人同時の見事な支綱切断
5人同時の見事な支綱切断