4月14日(月)、今治市の徳永繁樹市長をはじめ多くのご来賓の皆様にご臨席いただき、第21回今治地域造船技術センターの初級研修開講式が盛大に開催されました。
今治造船技術センター初級研修は次世代の造船技術者の育成を目指し、愛媛県今治市に位置する造船会社や舶用企業50社以上が会員となり、各企業の第一線で活躍する現役技能者の講師のもとで教育・訓練を行うという全国的にも革新的な取り組みです。これまでに2,000人以上の研修生がセンターで学び造船業界で活躍しています。約2ヵ月半にわたる研修期間中、研修生は図面の見方や溶接の基礎など造船に関する基本的な技術・知識を習得し、高所作業車運転技能講習やNK(日本海事協会)溶接試験などの技能資格の取得を目指します。
開講式では研修生を代表して当社従業員より「諸先輩方が築かれた世界に誇る船造りの技術を受け継ぎ、今治の基幹産業である造船業の明日を担う人材になれるよう努力します」と決意表明を行い、初級研修に参加する造船・舶用機器13社の計109人が技能習得を誓いました。
今治地域造船技術センターの会長を務める当社今治工場長、田頭敬作常務取締役からは「日本の国内外の海上輸送を支えるため研修生同士で切磋琢磨し、技能や知識、資格の取得に努めてほしい」との激励の言葉を送りました。
当社は次世代の日本の造船業を支える人材を育成し、地域に誇れる企業を目指して参ります。



