今治造船など協賛の「第64回香川丸亀国際ハーフマラソン大会」が2月7日、香川県丸亀市の県立丸亀競技場付帯マラソンコースで開かれました。午前10時頃の気温は約4度。快晴でほとんど風もない絶好のコンディションに恵まれ、過去最多の8364人(一般・高校・中学生3km、小学生1km含む)が出場しました。
隣接の坂出市中心部を折り返すハーフマラソンには、国内外の男女7358人が参加。招待選手のスタートから最後尾まで10分以上かかるほどの混雑ぶりでした。平坦で記録が出やすい高速コースとあって、国内外の招待選手は序盤からハイピッチで飛ばし、男子は正月の箱根駅伝でも活躍したギタウ・ダニエル選手(日本大)、女子はニッキ・チャップル選手(オーストラリア)がそれぞれ優勝しました。完走は7219人でした。
大会には、当社社員もキャラクターの「いまぞう君」が描かれたTシャツ姿で参加しました。大学時代に陸上部で活躍した取引先の女性社員は社員たちと同じTシャツを着て出場。ゴール後は満足そうな笑顔を見せていました。初参加の当社丸亀総務グループ・藤野将己さん(24)は、競技場に入って懸命のラストスパートを見せ、目標の「2時間以内」を大幅に上回る1時間45分35秒で完走。やや疲れた表情で「トラックに入ってから本当に苦しかった。自分の持てる力を全部出し切ろうと思い、最後は全力で走りました。完走できて、とても清々しい気持ちです」と話していました。
好天に恵まれたこともあり、競技場や2市1町にまたがる沿道には15万5000人が姿を見せ、トップ選手はもちろん、トラのマスクをかぶったり、セーラー服を着たりするなどしたランナーにも盛んな声援を送っていました。競技場の広場には、さぬきうどんや骨付き鳥などのテントが並び、走り終えた人たちが香川の味に舌鼓を打っていました。