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三菱重工業株式会社と次世代型自動車運搬船を共同受注

今治造船株式会社は、三菱重工業株式会社殿(以下、三菱重工業)と協力し、今般、国内船主殿向けに次世代型自動車運搬船2隻の受注を内定致しました。

この自動車運搬船は2014年秋に計画されているパナマ運河拡張を見越した、ポストパナマックス型自動車運搬船で、全長200m、幅35m、深さ38m、積載台数は約7,000台を誇り、多くの省エネ関連技術を採用することに加え、環境に配慮した、いわゆる次世代型船型となっております。

三菱重工業と当社は、三菱重工業にて開発を行った船型を基に共同で船主殿との打合せを重ね、基本設計を行って参りました。今後は当社にて詳細設計を展開し、建造を行うことになっております。

当社は自動車運搬船分野において、100隻以上の建造実績を誇り、それぞれの時代のニーズを捉えた自動車運搬船を建造して参りました。長年培ってきた建造経験と多種多様な船型建造能力を持つ当社は、今後、環境に優しい、より良い船型の開発を行う事で、国際競争力をさらに高め、この厳しい受注環境の中、積極的に商談獲得を目指していきます。