新潟県阿賀町の県立津川漕艇場で開かれた「第64回国民体育大会」(トキめき新潟国体)のボート競技(9月27~30日)に、当社ボート部の藤川主将ら5人が出場。成年女子シングルスカルで阿部絵美選手が見事、5位入賞を果たしました。
阿部選手は予選を1着で勝ち上がり準決勝で2位となり、5位~8位を決める順位決定戦に進出しました。最終日に行われたレースは、スタートで3位と少し出遅れたものの、500m付近で2位に進出。4艇がせめぎ合う展開に、声援を送る人たちも手に汗握る好レースとなりましたが、阿部選手はラストスパートで他艇を突き放し、トップでゴールしました。
懸命に声援を送ってくれた応援団にガッツポーズを見せながら、阿部選手は「ゴール付近でみなさんの声が後押ししてくれました。遠路、新潟まで応援に駆けつけてくれていたので結果を残したかった」と話していました。鹿瀬中学校体育館で開かれた表彰式では、5位の表彰状を受け取り、さわやかな笑顔を見せていました。
会場には「いまぞう君Tシャツ」を着た今治や東京からの社員12人が懸命に応援しました。男子ダブルスカルの藤川・篠原ペア、男子舵手付きフォアで県選抜として出場した井出選手は準決勝4位、4人乗り女子舵手付きクォドルプルに県選抜で参加した現王園ネネ選手は3着となり、残念ながら上位進出は果たせませんでしたが、そのレースぶりは見物の人たちに感動を与えたことでしょう。
今回、出場した愛媛県選手は高いレベルを見せ付け、オリンピック代表でダイキの武田大作選手が男子シングルスカルで優勝するなど好成績を残し、男女総合2位となり「ボート王国・愛媛」をアピールしました。