春先に愛知池漕艇場(1,000m)で開催されます。学生だけでなく社会人クルーも多数参加することから、シーズンの開幕戦として重要な大会です。ローイング競技のレースでは珍しくダブルエントリーが可能で、2022年の第67回大会では今治造船クルーが男子クォドルプル種目での優勝、男子ダブルスカル種目でのワン・ツーフィニッシュを飾りました。

滋賀県琵琶湖漕艇場で開催されます。朝日レガッタは毎年GWに開催されるため、ローイング競技のシーズンの始まりを告げる重要な大会です。中学生〜大学生〜一般社会人の幅広い年齢層の方が全21種目で速さを競います。 雄大な琵琶湖の自然を楽しみながら、スタートからゴールまで、コースの真横で白熱した試合を観戦できるのも魅力の一つです。

2020東京オリンピックのローイング競技会場となった海の森水上競技場（東京都江東区）で開催されます。国内最高峰に位置付けられる大会で、今治造船ローイングチームは、2022年に男子クォドルプルで優勝、創部18年目にして初のタイトルを獲得しました。

埼玉県戸田市戸田漕艇場で開催されます。戸田漕艇場は、1964東京オリンピックの開催に合わせて作られた全長2,000mのコースです。コース沿いには関東の名門ローイングチームの艇庫が立ち並びます。国内のプロチーム、実業団、クラブチームなどを中心に200名以上の選手が同大会に参加します。

全日本選手権大会と並んで、社会人選手にとって大きな意味を持つ大会です。誰もが知るこの大会で今治造船、愛媛県をアピールすることが我々の使命の一つです。国体はシーズンの締めくくりとして秋に開催されます。毎年開催地が異なるため各地のコースを知る機会となる他、愛媛県選抜チームの選考を通じて他団体の選手と切磋琢磨する貴重な機会となっています。

当社ローイングチームは、地域に根ざした信頼されるチームを目指し、文武両道の精神のもと競技以外の活動にも日々取り組んでいます。競技活動だけにとらわれず、実業団チームとして地域社会に対して貢献できることを模索し、新しい企業スポーツの在り方を考えています。競技活動はもちろんのこと、地域でのボート教室、大学への講演、各種スポーツボランティアへの参加など部員一丸となって取り組んでいます。

私たちは実業団チームとして、社内外の多くの方々に支えられています。ブログやSNSを通じて積極的に情報を発信することで、応援してくださる方々と繋がることができ、その交流を通じてローイング競技の楽しさをより多くの方々へお伝えする事が出来ると考えています。これらの活動は社会人として成長するためにも必要な経験となり、選手を引退した後も会社や地域の発展に寄与する優秀な人材育成に繋がります。

私たちはローイングチームの一員であると同時にそれぞれが一社会人として、日々の業務に取り組んでいます。仕事とローイングの両立、文武両道の精神で活動することは、活動理念にもあるようにローイングの活動を通してどのように会社や地域社会へ貢献できるかを考える基盤となります。会社の仲間と業務に取り組みながら、全日本レベルの大会で結果を残すことで、職場に明るい話題を届けることができ、また、選手としての活動を引退した後のセカンドキャリアを見据えた取り組みにも繋がります。