今治造船株式会社
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平成29年 新年のご挨拶
2017年01月01日
代表取締役社長 檜垣幸人
 新年あけましておめでとうございます。
お健やかに2017年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は格別のご支援、ご助力を賜り心より厚く御礼申し上げます。

昨年2016年も我々海事産業界には大変厳しい一年でありました。低迷を続ける海運マーケットが深刻さを増し、2月にはドライ市況の世界的海運指数BDIが史上最低値の290を記録したのを契機にアジア、ヨーロッパの海運会社の用船料減額要請や経営破綻など非常にショッキングな出来事が続きました。またコンテナ業界では事業統合や合併の発表も相次ぎ、各社が勝ち残りをかけ、業界地図を変える動きが巻き起っています。

また為替も1ドル=120円で年を明けたものの徐々に円高が進み100円前半で推移しました。11月以降はトランプショックにより円安方向に転じはしましたが、年平均は前年比12円以上の円高であり、海運市況の低迷に加え、円高にも悩まされた一年でありました。


 しかしながら、海運マーケットは夏頃から回復基調に転じ始めており底を脱しつつあります。大型船の回復に牽引され中小型船でも上昇に転じており、為替とともに現在のトレンドが続くことを大いに期待しています。

 造船業界では、韓国大手は海洋事業の不振が経営状態にも大きく影響し、大幅な人員削減や設備の縮小が進められていますが、韓国、中国ともに各国政府が発注面や金融面で強力に支援していると聞いています。市場原理により自然に淘汰され業界環境が改善されることを期待していますが、海運マーケットは新造船の発注水準までの回復には至っていません。昨年の世界の新造船受注量はリーマンショック直後を大きく下回る2,000万総トン割れ、今年も3,000万総トン程度が予想されているように受注環境の改善にはまだしばらく時間を要すると考えられます。

 そのような環境のもと、我々今治造船グループでは、昨年87隻、約380万総トンの新造船を建造致しました。各種様々なサイズのバルクキャリアを中心に建造しましたが、当初の予定通り建造、お引き渡しできましたことは、船主様のみならず舶用機器メーカー様、協力会社様をはじめ関係お取引先皆様方からの絶大なるご支援とご協力の賜物であります。重ねて御礼申し上げます。

 業界環境が厳しい中、我々今治造船グループは「船主とともに伸びる」の基本理念のもと、次代のニーズを先取りし、高品質、高性能な船を開発、建造し、お客様からのご要望に柔軟かつ迅速にお応えして参る所存でございます。本年は西条工場で建造中の世界最新鋭LNG船、広島工場建造の14,000個積みコンテナ船が竣工を迎えます。また今春に完成予定の丸亀新ドックと西条工場では世界最大級20,000個積みコンテナ船の連続建造が本格的に開始されます。今治造船グループの総力を結集することによりこれらのプロジェクトを完遂し、更なる飛躍を遂げられるよう「より良い船造り」に邁進して参りますので、本年も変わらぬご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて本年は“えひめ国体”も開催されますが、バリシップイヤーでもございます。5月25日(木)〜27日(土)の開催期間中、展示会や工場見学会を通じ、業界のみならず一般の方々にも海事産業に触れて頂き、船造りの魅力や海事都市今治の強みを情報発信し、海事産業の更なる発展、次世代の海事人材の育成につながるよう取り組んで参ります。開催の折にはご家族、ご友人を連れ立って会場に足を運んで頂きますよう宜しくお願い致します。

2017年が関係お取引先皆様方にとりまして、より佳き一年となりますことを心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶と致します。

檜垣 幸人
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