今治造船株式会社
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平成26年 新年のご挨拶
2014年01月01日
代表取締役社長 檜垣幸人
 新年明けましておめでとうございます。2014年の新春を寿ぎ謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
旧年中は役職員の皆様には社業発展のため、格別のご支援ご協力を賜り誠に有難うございました。心より厚く御礼申し上げます。

 さて、昨年は安倍政権の強いリーダーシップのもと、日本経済再生、デフレ脱却に向けた大胆な金融緩和政策や機動的な財政政策の推進により、徐々に国内の景気も回復基調となりました。加えて米国の大幅な量的金融緩和政策が追い風となり、為替は100円を超え、株価が急騰し、年末には1ドル105円を超える円安を記録しました。

 一方、長く低迷していた海運マーケットも昨年中頃からドライ市況を中心に回復を見せ始め、夏以降上昇に転じると緩やかに船価も上昇し、新造船の引き合いが活発となりました。一部ではファンドマネーなどによる投機的な発注もありましたが、韓国は海洋分野やLNG船、大型コンテナ船を中心に受注を重ね、中国は各種ばら積み船やプロダクト船などを受注しております。昨年の世界の新造船受注量は前年の2倍の約8千万総トン前後になると予想されています。

 このような状況の中、弊社は主力のばら積み船や国内初となる1万4千個積み大型コンテナ船など、前年を上回る隻数を受注いたしました。一方、昨年の今治造船グループ8工場の建造量は、前年より8隻少ない93隻、その内訳は、バルクキャリア84隻、自動車運搬船4隻、コンテナ運搬船4隻、鉱石硫酸兼用船1隻でした。隻数減少の要因は、長引く歴史的円高や先行き不透明な海運マーケットを懸念して操業量を下方修正したことによるものです。今年からは操業を元に戻すべく増産体制を図りますので皆様方のご支援ご協力をお願いいたします。

 技術面では、シェールガスの開発によって益々需要拡大が見込まれるLNG船の受注獲得のため、昨年4月に LNG船の設計及び販売を手掛ける『MI LNGカンパニー』を三菱重工と合弁で設立しました。弊社はメンブレンタンク方式154,000m3型LNG船3隻の建造実績がありますが、新たにME-GIシステムを採用した178,000m3型LNG船を開発しております。今後とも三菱重工との関係を強化し、大型コンテナ船や次世代型自動車運搬船などの受注に注力いたします。加えて、弊社の得意なバルクキャリアを中心に更なる燃費性能向上、環境に優しい高付加価値船「エコシップ」の研究開発を推進し、中国・韓国との差別化を図り、受注競争力を強化いたします。

 また、弊社は子会社の幸陽船渠株式会社(広島県三原市)を吸収合併することといたしました。詳細は取りまとめ中ですが、グループ内の統合によって経営資源の集約と組織及び業務の運営効率化を図り、経営基盤の安定、企業体質の強化に努めてまいります。

 造船業界を取り巻く環境が改善されてはおりますが、船価面ではまだまだ厳しく、為替の安定など先行き不透明な状況が予想されます。今年も「日々改革」をスローガンに掲げ、役職員一人ひとりがコスト意識を高め、ムダを省き、コスト削減と生産性の向上にご尽力をお願いいたします。

 今治造船グループは、今後とも経営基盤の安定強化を図ると共に、高性能・高品質の船舶の建造に役職員一丸となって取り組み、『船主と共に伸びる』の企業理念のもと、お客様にご満足していただける『より良い船造り』に果敢にチャレンジしてまいります。日本の海運・造船の発展並びに地域密着型企業として海事都市今治の活性化にも積極的に取り組んでまいります。

 本年の干支は甲午です。今治造船グループ各社並びにその役職員とご家族にとりまして幸多い飛躍の年となりますよう心から祈念いたしまして新年のご挨拶といたします。 
平成26年1月
今 治 造 船 株 式 会 社
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