今治造船株式会社
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平成25年 新年のご挨拶
2013年01月01日
代表取締役社長 檜垣幸人
 新年明けましておめでとうございます。2013年の新春を寿ぎ謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご支援ご協力を賜り誠に有難うございました。心より厚く御礼を申し上げます。

 さて、昨年も日本の造船業にとって非常に厳しい一年でありました。特に、歴史的な円高基調が続く中、世界の新造船竣工量は、前年の101,845千総トンを上回る119,000千総トン前後と3年連続で1億総トン規模となり、一方、受注量は昨年の56,800千総トンを更に下まわる約40,000千総トンになる見通しです。また、今年の竣工量は約84,000千総トンと減少に転じることが予想されていますが、依然として船腹過剰の状態は拡大しており、海運マーケットの低迷により、国内外の海運会社の倒産が相次ぎ、造船の受注環境は厳しさを増しています。ユニバーサル造船とアイ・エイチ・アイ・マリンユナイテッドの経営統合が決定しましたが、日本の造船各社は海外進出・技術支援など、新たな仕事の創出にも積極的に取り組んでいます。また、昨年12月の衆議院選挙では自民党が圧勝し、為替も円安に向かい今後の為替対策、景気浮揚対策などに大きな期待が寄せられています。

 このような状況の中、昨年5月には、弊社が鋼船の建造を始めた昭和31年に建造した初めての鋼船、『冨士丸』から数えて今治造船グループ通算2,000隻を達成し、10月には、弊社の代表船型の一つである、28,000DWT型 バルクキャリアが、建造200隻を突破しました。これも偏に船主様はじめお取引関係各社・各位の永年に亘るご支援の賜物と心から感謝申し上げます。
 昨年の今治造船グループ8工場の建造量は、前年比5隻増の101隻(バルクキャリア95隻、自動車運搬船6隻)を建造することが出来ました。しかしながら、受注量は昨年を下回り今年も厳しい状況が予想されることから、グループ全体の操業を見直して今年からスローダウンを図ることといたしました。引き続きコスト管理、工数管理の強化にグループ一体となって取り組み、役職員一人ひとりがコスト意識を高め、ムダを省き、コスト削減と生産性の向上にご尽力をお願いいたします。

 技術面に於きましては、三菱重工業株式会社とコンテナ船に関する技術提携協定を締結し、10月には自動車運搬船を共同受注いたしました。両者の技術開発力と建造力を発揮して、今後の需要が見込まれる14,000個積み超大型コンテナ船や省エネ型自動車運搬船の受注に注力いたします。また、今年1月の契約船から適用となるエネルギー効率設計指標(EEDI)規制については、既にクリアしていますが、弊社の得意なバルクキャリアを中心に更なる燃費性能向上、環境に優しい高付加価値船、「エコシップ」の研究開発を強力に推進し、中国・韓国との差別化を図り、受注競争力を強化いたします。併せて、昨年新規開発した海賊対策、騒音・振動対策を施した“エアロ・シタデル”や80,000DWT浅喫水省エネ型バルクキャリアの受注にも注力してまいります。

 今年の5月23日から25日までの3日間、第3回「バリシップ2013」が盛大に開催されます。海事都市今治を代表する海事展として世界的にも注目されてきました。弊社も出展すると共に工場見学など多彩なイベントにも協力し、今後とも地域密着型企業として海事都市今治の活性化にも積極的に取り組んでまいります。

 海事産業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続くことが予想されますが、今年も今治造船グループは「日々改革」をスローガンに掲げ、生産性の向上並びにコスト低減に努め経営基盤の安定強化を図ると共に、事故の無い安全で明るい職場作りを通じて、高性能・高品質の船舶の建造に役職員一丸となって取り組み、『船主と共に伸びる』の企業理念のもと、お客様にご満足していただける『より良い船造り』に果敢にチャレンジして、日本の海運・造船の発展にも尽力してまいります。

 本年が海運・造船業界にとって幸多い飛躍の年となりますよう心より祈念いたしまして新年のご挨拶といたします。


平成25年1月
今 治 造 船 株 式 会 社
代表取締役社長  檜垣 幸人
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